ある定常なシステムにおいて、中にいるものの個数は単位時間に出てくるものの個数と平均滞在時間の掛け算になる、というのをリトルの法則というらしい(珠玉のプログラミング ジョン・ベントリー著より)。

どういうことか考えてみると・・ 平均滞在時間をTとすると、単位時間に、一つの個体が外に出る確率は1/Tになると考えられる。したがって、中にいるものの個数Nとすると、単位時間に外に出てくるものの個数Xは、N/Tになる。これを整理すれば、N=XT。